2005年9月第2週


今週はこのヘッドマークでサァ〜ド〜ダァなんて下らない親父ギャグで登場は

懐かしいオジサン鉄青春時代の通行手形、均一周遊券の友だった上越線の

急行「佐渡」。1956年に上野−新潟間の客車急行でデビュー。その後車両は

80系電車を経て、1963年からは165系で運転されました。当初165系はこの

佐渡用として計画したため、東海型153系をベースに主電動機の高出力化と

抑速ブレーキを装備、さらに積雪地帯に備え耐寒耐雪構造になっています。

一世風靡した165系も消えるブームをひとしきり起して、数年前にJR線上から

消滅してしまいましたが、秩父鉄道や三セクしなの鉄道では今でも現役として

活躍しています。末期にはHMも無くなってしまいましたが、この鉄板で作った

大振りのヘッドマークはカッコ良くって、好きだなぁ。


                  上越線 新津 1971-2
 Photo by 武蔵高萩