今週のヘッドマークはモノクロ昔ネタに戻り、久々の四国DC急行シリーズ「よしの川」。 当時の四国といえば、なんと言っても気動車王国!!特にDC急行は四国島内をくまなく 走り回り、間違いなくこの時代の四国の列車の中心的な存在でした。
そしてその各急行列車たちは、丸いヘッドマークを誇らしげ全面に掲げ走っていました。 「よしの川」はその名の通り四国三郎の異名をとる”吉野川”からの命名で、徳島本線の
代表列車でもありました。徳島から単独の「よしの川」として西下し、阿波池田で高松から 来た列車と分割併合で更に高知方面に向かった列車もありました。「よしの川」は営業も
実距離も100kmない徳島本線ですから当然の習いとして、準急列車として1963年登場、
そして3年後の1966年には急行化。その後長く活躍したものの、次第にだぶつき出した
キハ185系のお陰で1999年には全て特急の”剣山”となり、「よしの川」は消滅しました。 国鉄急行色キハ58も今は超貴重品!! それなのにモノクロだも、やっぱ歳を感じますね。
高徳本線 徳島 1979-8 Photo by 松原の親方