2005年2月第3週


今週のヘッドマークはモノクロ昔ネタに戻り、久々の四国DC急行シリーズ「よしの川」。

当時の四国といえば、なんと言っても気動車王国!!特にDC急行は四国島内をくまなく

走り回り、間違いなくこの時代の四国の列車の中心的な存在でした。

そしてその各急行列車たちは、丸いヘッドマークを誇らしげ全面に掲げ走っていました。

よしの川」はその名の通り四国三郎の異名をとる”吉野川”からの命名で、徳島本線の

代表列車でもありました。徳島から単独の「よしの川」として西下し、阿波池田で高松から

来た列車と分割併合で更に高知方面に向かった列車もありました。「よしの川」は営業も

実距離も100kmない徳島本線ですから当然の習いとして、準急列車として1963年登場、

そして3年後の1966年には急行化。その後長く活躍したものの、次第にだぶつき出した

キハ185系のお陰で1999年には全て特急の”剣山”となり、「よしの川」は消滅しました。

国鉄急行色キハ58も今は超貴重品!! それなのにモノクロだも、やっぱ歳を感じますね。


                  高徳本線 徳島 1979-8
 Photo by 松原の親方