2004年7月第2週


今年はパレオ君が長期休暇のため、デキがピンチヒッターで「芝桜号」なる客車列車が

登場、大人気でした。でも遡ること3年前、デキの「ロウバイ号」が一度だけ走ったのを

ご存じでしょうか?「ロウバイ」とはその名の通り、ロウで作ったような黄色い梅のことで、

その観梅列車だったのです。間違っても”フェバーさん””なんだ?ウィッシュボン”なんて

西部劇観劇列車じゃありませんよ。でもデキの牽引はこの年限り、翌年からは3000系に

なってしまいました。いつもはパレオ君のお供や貨物列車を牽引する脇役のデキ201も、

今日は主役の晴れ舞台です。デッキ付きのELが客車列車の本務になるなんて言うのは

今では蒸気機関車が本務に入るより希少価値がありますね。通常は片側のパンタしか

上げていない(と思います)デキですが、今日は両パンタを上げての走行、カッコイイぞ!

オジサン鉄は思わず”ロォ〜〜ハイ♪ ヒヤァ〜”っと叫んでしまいました。


                   秩父鉄道 小前田 2001-1
 Photo by 武蔵高萩