2004年6月第3週


今回登場はキハ181系の特急「しなの」 しかもこの写真は試運転時の 

ものとか・・・蒸気を撮りに行ったら、来た・撮った〜というしろもの。

名古屋と長野を、中央西線経由で結ぶこの特急は、初めてキハ181系が

投入された列車でした。登場は43,10,1所謂ヨンサントオで、山岳路線の

中央西線の所要時間を、随分とつめたものでしたが、その後電化された

この区間には振り子の381系が初登場、さらに現在は383系により運転。

名古屋ー松本ー長野間の時間短縮は著しいものがあります。急勾配と

急カーブが連続する線区ゆえに、こうした最新の車輌が投入されてきた

わけですが、大出力エンジンを搭載したこのキハ181系「しなの」はその

先駆けと言えるかもしれませんね。

しなの」のネームは1955年に、名古屋ー長野の客車準急として登場。

以来一貫して名古屋(一部大阪)ー長野を結ぶ列車につけられています。

キハ181系「しなの」は1973年7月電化後も、大阪・名古屋ー長野二往復

が残りましたが、それも1975年にはすべて電車化されました。


                   中央西線 不明 1968-?
 Photo by 名誉団長