2003年12月第4週


しおかぜ」 再び!! なんと節操のないことか。ついに、(二度目ですが) 同一ネームの

登場となったヘッドマーク探検団。でも全然違う線区ということでお許しを。

前回の山陽本線から予讃本線に移り、今や四国の特急の顔と記した特急「しおかぜ

これがその四国でのかっての姿。新造のキハ181系で、四国初の特急として登場した

列車でした。といっても食堂車はなく、そこは時代の変わり目に登場した特急の悲哀

というところでしょうか。それでも急行しかなかった四国に、明るい未来展望を開いた

列車には違いないところでしょう。

前回でも述べたように、現在は振り子仕様の電車気動車入り乱れて、一日15往復!! 

スピードは速く、しかも快適なのですが、何となく貫禄だけはあまり感じられません。

末端部は有料快速のような感じさえ受け、年とったオジサン鉄には、特急という名が

ただ虚しく響いてくるのです。


                   予讃本線 高松 1974-8
 Photo by 松原遊士