「しおかぜ」 再び!! なんと節操のないことか。ついに、(二度目ですが) 同一ネームの
登場となったヘッドマーク探検団。でも全然違う線区ということでお許しを。
前回の山陽本線から予讃本線に移り、今や四国の特急の顔と記した特急「しおかぜ」
これがその四国でのかっての姿。新造のキハ181系で、四国初の特急として登場した
列車でした。といっても食堂車はなく、そこは時代の変わり目に登場した特急の悲哀
というところでしょうか。それでも急行しかなかった四国に、明るい未来展望を開いた
列車には違いないところでしょう。
前回でも述べたように、現在は振り子仕様の電車気動車入り乱れて、一日15往復!!
スピードは速く、しかも快適なのですが、何となく貫禄だけはあまり感じられません。
末端部は有料快速のような感じさえ受け、年とったオジサン鉄には、特急という名が
ただ虚しく響いてくるのです。
予讃本線 高松 1974-8
Photo by 松原遊士
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