2003年6月第3週


 ボクは、あの”森の石松”で有名な、するがのくにのぅ〜・・「するがシャトル」です。

石松アニィは片目だけど、ボクは2つ目それもデカメ。単なるローカル列車ですが、

直線で表した富士山がシンプルだけど粋なヘッドマークでしょ、「するがシャトル」は、

末期の国鉄が各地で行なったフリークエントサービスの一つで、東海道本線の

島田〜興津に設けられた区間運転列車の愛称です。当時のローカル線としては

画期的な15分ヘッド運転を行い、利用客も一気に増加したようです。1985年頃

から、車両は飯田線用119系を転用して専用塗装を施し「するがシャトル」に投入、

この時点で残念ながらHMは消滅しました。優等列車でも指定席でもない列車の

ヘッドマークは、合理化最優先の国鉄では珍しいことだと思いませんか?


                     東海道本線 興津 1984-3
 Photo by 武蔵高萩