2021年8月回1目

今回のヘッドマークは、国鉄四国総局から累積赤字清算ってな、公式の事情とお上の

内緒の目的で分社化されちまった結果、案の定更なる赤字に苦しむJR四国の徳島線

特急「剣山」でございます。四国三郎こと吉野川に沿って、徳島〜阿波池田間の特急

「剣山」が、現在(2021年4)徳島線に引かれた唯一の定期スジ優等列車となります。

アッシなんかが、均一周遊券使って頃の四国で特急っていやぁ、土讃本線の「南風」と

予讃本線の「しおかぜ」だけ、両方とも車種はキハ181でございました。徳島線を走る

優等列車は急行種別の「よしの川」、走行距離100km未満の線区に特急を設定する

なんてぇ事は論外でございました。それが今じゃ急行は全廃、優等列車は全て特急と

なっちまい、乗客が懐具合考えて乗車列車を選べなく無くなっちまいました。ちなみに

徳島〜阿波池田は営業距離74km、2021年現在の特急料金1200円でございますが、

もし1974年当時にに徳島線に特急が走っていたら、料金は100km未満600円なので

47年間で2倍なら納得です。でも当時100kmまでの急行料金は、100円だったんです。

なので、急行のままなら2倍の200円、所要時間だって1時間20分前後、特急「剣山」と

所要差10分あるか無いかです。車内設備考えたってボッタクリ感が、拭えないのです。

以上HM列車に託けた、ジ〜サン鉄毎度の愚痴コメでございました。

土讃(本)線 佃 2020〜1
Photo by 団長