2019年1月回2目

思鉄物故団員松原の親方遺作ネガより、地平時代の阪神西宮を元町方面に向って

発車した、7861形赤胴車の特急「うずしお」をアップいたしました。大手私鉄の中でも

相鉄が大手になるまで、最短の営業キロ数だった阪神でございます。沿線殆んどが

住宅密集地域なんで、ネームドトレイン走らせて観光客運んじゃう程の行楽地なんざ

何処にもございません。なのに「うずしお」なる潮の香漂うヘッドマーク付けた特急を

走らせていたんですね。でも、何時から何時までこんなHM付き特急を走らせてたか、

調べても判んないんです。さて、普通「うずしお」っていやぁ鳴門の渦潮、その渦潮を

見物しに行くのに神戸元町で降りて如何すんの?まぁ本四連絡橋なんざぁ、影も形も

無い頃なんで、神戸港から渦潮見物の観光船やフェリーが、出航してたんでしょうね。

コノ手のヘッドマークって、昔京成が成田までしか行かないのに「水郷」ってHM付けて

特急走らせたけど、もしかして阪神の「うずしお」も同じ様なコンセプトなのかもね?

阪神本線 西宮 1968-8
  Photo by 松原の親方