2018年5月1回目

国鉄時代末期、「おざしきアルプス」てぇネーミングの臨時快速列車がございました。

HMファンの皆さんなら「アルプス」って言やぁ、中央東線を客車から気動車、電車まで

様々な車両が、昼行夜行臨時に季節で走った急行列車を思い出しちゃうますよねぇ。

なので、「おざしきアルプス」お察しに違わず、中央東線を走った列車でございました。

しかし、80年代も国鉄時代が終りを告げる頃なんで、急行アルプスのスジは臨時も

定期もほぼ列車番号の末尾にMが付いた電車列車でございました。そんな面白みの

無い運用バッカだったアルプスの中で鉄の人気を集めたのが、「おざしきアルプス」で

ございました。運転区間は下り夜行逗子〜白馬、上り昼行信濃大町〜逗子っときて、

大糸線内はED62が、頭に来てスロ81を牽いて走るんだもん、コレで人気が出なきゃ、

C56でも頭に持って来るきゃありませんぜ。

大糸線 信濃大町 1985-8
  Photo by 松原の親方