2017年11月2回目

今じゃ大和路線なんて洒落た線名を付けられ、すっかり大阪都市圏通勤通学路線に

変身しちまった関西本線JR難波〜加茂間は、1973年9/20日の湊町〜奈良間電化が

その事始でございます。それまでは、毎時1本のキハ35系快速で近鉄に後塵を浴びて

いた国鉄が、これでショ〜ブ!っと投入したのが113系快速でございました。車体色も

気合十分ニューカラーながら、朱色の方は憶えているけど、もう一色が思い出せない

モノクロネガの情け無さ。列車番号も400番台+Dから300番台+Kに代わり、毎時3本に

本数も増えたけど、所要の方は、天王寺まで34分前後と気動車時代の約38分とさして

変わらず、本当に近鉄と勝ち負けの勝負になったか定かではございませんが、快速の

種別表示の方は、大振りの羽根型板物に「快速 奈良-大阪」って豪華な逸品、今時の

ヘッドシールなんざぁ足元にも及びませんやぁ。ってな訳で、まやかしのヘッドマークで

御免被ります。

   関西本線 天王寺〜平野 1974-9
 Photo by 団長