2015年7月回2目


何処の国の列車か判らないカタカナの愛称が、蔓延っこてる近頃の特急列車ですね。

そんな中で、西武の定期特急列車の愛称は、野球開催日だけに運行ドーム号を除き、

全て漢字平仮名で書き表せる事可能な列車愛称基本形、沿線地名なのでございます。

そんな西武特急の中で今回のHM探検団、新宿線を走る「小江戸」を紹介いたします。

愛称の「小江戸」ってのは、終着駅本川越の所在地、今でも古い町並みが江戸の頃を

彷彿させる川越市の別称、漢字三文字全て訓読みが、思鉄の耳にゃ実に歯切れ良い

愛称に聞こえるのでございます。使用車両は、今や業界じゃ当たり前になっちまった、

インフレナンバーの10000系ニューレッドアローですね。この10000系7両編成12本中

最終バッチの10112FのみVVVF、残りは、元祖レッドアロー5000系他の機器流用した

抵抗制御という、如何にも西武鉄道的車両なのです。しかし、5000系の機器流用から

10000系ニューレッドアローなのか?それ以外オジサン鉄にゃ、何処を如何見たって

10000系が新しい5000系って、イメージを感じられないのでございます。

    西武新宿線 下落合〜高田馬場 2004-10
 Photo by 団長