2014年2月回1目


最近めっきり寂しくなった鉄な風景と言えば、品川〜田町間の眺めじゃないでしょうか。

国鉄黄金期を支えた東京機関区・品川客車区・田町電車区の現業部門が轡を並べて

設置されていた品川〜田町間は、今じゃ単なる留置線となってしまいましたねぇ。その

留置線も再開発で新駅設置なんて気配なのです。そこでHM探検団今回は、電車区の

名門東チタでお昼寝中の181系特急「あずさ」をご覧頂き、往時を偲びたい思います。

もっとも、ヘッドマーク探検団で取上げた「あずさ」はコレで4回目なんで、「あずさ」に

ついてのコメは、書き尽くしっちまいました。ただ、ナンデ中央本線の特急が東チタに

留置?に付いて、当時「あずさ」「とき」は、共通運用しかも東京発着「とき」の運用も

あったので、回送東チタ留置から山手貨物回送新宿発、なんて感じかな、って勝手に

想像しちゃうのです。それから181系の左側にあるコンクリートの構造物は、戦前に

計画された東京〜下関間の弾丸列車用に造られた物だそうですよ。

        東海道本線 田町電車区東チタ 1967-5
 Photo by 団長