2012年9月2回目


日光線と鬼怒川線のジャンクション下今市で顔を合わせた、DRC「けごん」と「きぬ」の

豪華競演?が今回のHM探検団でございます。今はシートはゴージャスながら、お顔は

ノッペラボウの100系スペーシアなんぞが、幅を効かせている東武のロマンスカーでは

ございますが、オジサン鉄の東武ロマンスカーといえば、やはり1720系DRCなのです。

基本的には今も昔も変わらない日光線関係の特急ダイヤ、朝・夕は日光方面、昼間は

鬼怒川方面への運行、下今市で鬼怒川方面行きには日光行きが接続、日光行きには

鬼怒川方面行きが接続するパターンですね。その接続列車、今は殆ど6050系の各停

みたいですけど、デラックスロマンスカーと称された1720系隆盛の頃は、連絡特急と

呼ばれ、1700系やDRCが間合い運用で運転されておりました。「きぬ」の右側シャドー

部分に車両らしき物が見えますか?こいつが、その連絡特急の運用に入った1720系

なのです。伊勢崎線に「東武スカイツリーライン」なるミョウチキリンな愛称を頑張って

付けても、業平橋」がヘンチクな駅名に代わっても、DRCに抜かれる3210系日光線

準急や側線に転がる真っ黒いワムやトキを見てきたオジサン鉄の東武のイメージは

変わらないのでございます。

         東武日光線 下今市 1977-5
 Photo by 団長