Zittauのナロー蒸気機関車
その2

その2では日本ではお目にかかれない、蒸気機関車のストリートランニングと
DB Zittau 駅での駅撮りをUPしました。

2003-2-7 Photo by 一次休車


とても750mmゲージの機関車とは思えないヘビーな車体の9976号機。DBの形式記号では99番台が
ナローゲージ用の機関車を表します。9976号機は1933年BMAG(BERLINER MASCHINEBAU AG)製
軸配置は1E1、動輪径は800mm、最高速度30km、運転整備重量はナント!56.2t もあります。

 


東西に伸びるDBのZittau 駅の西側にナローの駅が、そしてDBの駅本屋をはさみ東側に機関区が
あります。その為、客扱いを終え入庫する時にはナローの蒸気機関車が駅前広場を横切ります。

 

 


機関区から駅に進入する為、ストリートランニング中の99 73号機。バックの白い建物はDBの駅本屋。

 


腕木が上がってZittau を出発する99 73号機。欧州では腕木信号の現示が日本とは逆なんですね。

 


ところ変わって、以下はDBの駅撮り。マズはホームの東の端からのZittau 駅全景。

 


日本風に言うと第3セクターSBE(ザクセン-ボヘミア鉄道)の798系レールバス。前面に画いてある
カンパニーロゴ「HwB」は去年までいた、Hochwaldbahnのものです。

 


Zittauを出発するSBEの798系レールバス、こちらはDB色のままです。798系レールバスは1955年から
支線ように製造され、仕様は全長13.95m、最高速度90km、自重20.9t、エンジン出力110Kw×2。

 


突然現れたCD(チェコ国鉄)の気動車830系。こちらもレールバスに劣らず製造はかなり古く製造初年は
1949年。この列車はチェコ国内からドイツ領を通り再びチェコに入る経路で運転されています。

 


ドイツではまだ大活躍の腕木信号、バックの建物は信号小屋と言うのには立派すぎる、信号取扱所。
欧州ではチョイト大きな駅の両端には必ずこの様な信号取扱所が建てられています。

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