2022年5月第2回

前回に引き続きカビ付き半腐りネガカラーでお届けは、赤字対策と称して解体された

国鉄から1年を待たず消えた、山野線の中枢を担った薩摩大口駅撮りでございます。

島式ホーム2番線に到着したキハ20からは、それなりの乗客が在った様子ですねぇ。

島式ホーム2・3番線から構内踏切を渡るてぇっと、駅本屋に面した片面ホーム1番線、

これきっしなら国鉄一般駅の典型的な構内配線でございますが、出口たぁ反対側にゃ

番線表示で半分顔が隠れてるキハ20が停まってる、宮之城線用0番線切欠ホームが

ございました。1番線に到着したのは、キハ20+キハ58(28)+キハ40気動車お得意の

3形式混編成列車ですね。ちなみにキハ20に刺さってるサボの行先は西鹿児島です。

出発していくキハ20の左っ側に写ってんのが、薩摩大口機関支区だった庫の様です。

C56がいた機関支区だけど、調べても何時まで稼働してたか不明でございました。

最後は、運転・旅客などの約100人の現業職員さんが、昼夜働いていた薩摩大口の

駅本屋現役当時の画像でございます。それにしても、支線と言ったってこんな大きな

駅が、国鉄からJRになって1年持たずに無くなちゃうなんて、未だに信じられないので

ございます。

 国鉄 山野線 薩摩大口 1985-8

Photo by 名誉団長

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