2022年2月第2回 |
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国府津から箱根のお山の北側をぐるり回って沼津を結ぶ御殿場線、丹那トンネルが 出来る前は、東海道本線の一部でございました。特急「燕」の補機を走行解放なんて 運転取り扱いをしきゃならなかった、勾配が泣き所の御殿場線なので、そんな線区に 付き物のスイッチバックの駅なんてぇもございました。富士岡の方は昔アップしたんで、 松原団員遺作の中から蔵出しスキャンした、お隣岩波の駅撮りをアップでございます。 先ず登場は、約1か月後の電化に備えて試運転中クモハ60先頭の旧国が、通過線に 運転停車してダブレット交換、電化後スイッチバック廃止の為に架線は、通過線のみ。
ホームに停車して客扱い中の気動車は、下り列車なんで本線から分岐器伝って直接 御殿場方面から駅構内に進入可能でございます。
客扱い終了後に勾配線区の証、10系気動車出力アップヴァージョン2個エンジン付き キハ51を編成に組み込んだ下り列車は、本線へ転線する為に一旦御殿場方面に引き 上げんだけど、富士岡と同じで何故かスイッチバック用の引き上げ線が、設置されて
無いのです。なので、本線に引き上げスイッチバックしちゃたんです。ちなみに当時の 時刻表見るちゃうと、岩波〜裾野間5.4km下り所要時間は、15分前後でした。 御殿場線 岩波 1968-6 Photo by 松原の親方 |