2020年11月第3回

今回は増結2号車カレチ松原団員が、残してくれたネガから蔵出しスキャンでお届けの

豊鉄花田操車場駅撮りでございます。もっとも、花田操車場ってナニ、鉄分豊富な方も

初耳だよてぇ答えが殆どじゃないでしょうか。アッシもアップするんで調べたら、豊鉄の

新豊橋〜柳生橋間に花田操車場てぇ貨物専用駅が、在ったってぇ事を知ったんです。

その花田操車場を通過する豊鉄渥美線列車と運良く並走状態となった、「ひので号」

車窓からスナップしたのが、今回アップの写真でございます。当時の私鉄なら極普通に

見られた、車長も車幅もアンバランスな2両編成の豊鉄電車、先頭は元三河鉄道の

気動車だったク2280形2282号車、後が元西武600V多摩湖線用モハ101形モ1300形

1302号車、私鉄好きにゃ堪らない怪しげな車両同士でございます。それから、写真は

小っこいんだけど、ク2282運転席の窓から運転士が、タブレットキャリアー出してんの

分かりますか?ならば、ク2282の運転席のとこに立ってんのが下り出発信号ですね。

次は編成全体が写ってるカット、車長約13mの小型車モ1302が、17m級の電動車と

間違ちゃう位に小っこい制御車ク2282は、見るから気動車っぽい車体じゃないすっか。

最後は豊鉄渥美線のルーツ渥美電鉄が、開業時に際して発注した日本車両御謹製の

単車デハ100を電動貨車に改造した、花田操車場の入換機デワ11と西武所沢工場製

デキ1000型(ED350型)の相対シーンでございます。

 豊橋鉄道渥美線 花田操車場 1967-4 

Photo by 松原の親方

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