2020年9月第4回

今回の駅撮りは、秩父鉄道は武州荒木でのスナップでございます。C58やELパレオの

走ってる熊谷〜三峰口と違って、武州荒木のある熊谷〜羽生を走ってんのは、東急や

都営でチョイット昔に首都圏の通勤通学を担っていた、銀箱の各停のみでございます。

その銀箱電車ながら、秩父鉄道じゃ僅か2編成とレアな7000系(元東急8500系)上りが、

英国製で製造から100年を有に超えてる、貴重なポニーワーレントラスの鉄橋を渡って

武州荒木に向かって来ます。下り出発信号のポールが豪快に写り込んじゃってるけど、

アッシは気にしないのです。そのまま上り羽生行きは、分岐の開いてる2番線に入線。

1番線には7800系2両編成(元東急8090系)下り影森行きが入線して来ます。7000系と

同じ元東急だけど、コッチは8090系の中間車2両引っこ抜いて、平妻の運転席を造って

貼っ付けた為、アッシの見た目オリジナルに似てんのは、下膨れな断面だけの様です。

そして、武州荒木の駅施設が、アッシの鉄心を擽るのでございます。先ずはお約束の

構内踏み切りが、ホームの端っこにあって、その踏切を渡った先には、期待に違わず

少し大きめで飾りっ気の無い木造駅舎がございます。バラストが駅舎と線路の間にも

敷かれるてるんで、昔は此処に貨物扱い用の線路が、あたんじゃないかと思うのです。

再びホームに戻っるてぇっと、古レールの柱と梁に支えられた上屋、その梁に下がった

行灯式の番線表示兼行き先表示、コレがなんともジ〜サン鉄の目には、優しいのです。

東急時代は愛想の無かった銀箱電車でございますが、秩父鉄道に譲渡され2両・3両の

短編成となり、こんな駅情景の中で駅撮りしちゃうてぇっと、’来んなぁ銀箱ばっかかよ’

って愚痴った昔が、恥ずかしいアッシなのでございます。

 秩父鉄道 武州荒木 2019-1 

Photo by  団長

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