2020年9月第3回

今回は思鉄名誉団長が、45年前に三重県を鉄旅した時、桑名駅周辺で撮った駅周辺

撮りでございます。ただ管理が悪くって全てカビ付きとなっておりますが、ご容赦の程を。

先ずは3種類のゲージを一度に渡れちゃうんで有名な西桑名第二踏切からスナップは、

ナロー北勢線の近鉄時代でございます。4両編成の先頭電動車はモニ226、最後尾は

サ151なんですが、真ん中の付随車がサ130なのかサ140なのが、判っんないんです。

北勢線の進行方向見えてんのが国鉄桑名駅、現在はJRの東側に在る北勢線の終点

西桑名は、撮影当時は現在の駅んとこから右に急カーヴした、バスターミナルの所に

ございました。線路に沿った道を直進すると踏み切りがあり、右の瓦葺の木造建築が

旧西桑名駅、渡った先がバスターミナルだった様です。一方1971年に無煙化となった

国鉄関西本線名古屋口は、今は御宝、当時は嫌われ物DD51の天下でございました。

そして、カビだらけのネガスキャンしてびっくりしたのが、DD51の手前に写ってた謎の

入換機でございます。二軸のロッド駆動でNo.30って数字、その上に白っぽく写ってる

ナンバープレートは1020って番号なんで、10t程度の入換機だったんでしょうか?でも、

桑名の専用線なんて初耳なんで調べてみると、名古屋側の八丁畷踏切手前から次の

第1畷踏切の所まで、関西本線海側に専用線がございました。此の専用線の積荷は、

木曽三川から筏流しで運ばれてきた木材だった様です。昔の航空写真を確認すっと、

市内に大きな貯木場がございました。名物は焼き蛤だけだと思ってたアッシ、勉強に

なった今回の駅撮り探検団アップでございました。

 関西本線 桑名 近鉄北勢線 西桑名 1975-8 

Photo by  名誉団長

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