2020年6月第2回

駅撮り探検団の看板上げてんだったら、此の駅アップしてなきゃ看板に偽りってんで、

今回は鶴見線は国道駅を御笑覧でございます。高架線上に相対式ホーム2面2線の。

国道駅は列車撮影の好ポイントと言うよっか、駅施設自体が有名なのでございます。

停車中の205系1100番台と時代的にミスマッチなホームは、戦争中お上に無理矢理

召し上げら国有化されっちまった、鶴見臨港鉄道が造った築90年程の逸品なのです。

下り1番線から改札口へのアプローチは、階段下って中2階部分に造られてる踊り場を

通って更に下りゃそのままラッチ外へ出られちゃうのです。そんじゃ、上りホーム側は

ってと、改札口に向かう階段から直接地上へ向かわず、途中に中2階までございます。

中二階には連絡橋が架かっていて、下りホームからの階段踊り場へ繋がってる構造、

高架線下の真ん中通路、左右に店舗が展開出来ちゃう、素人目にゃ上手い造りです。

再びホームに上がるてぇっと、下りホームにゃクモハ11系を先頭とした17m級旧国の

海芝浦行きが停まってました。ってな事が現実に起きる事ぁた無いけど、写真ならば

なんとかなるんで、50年前の駅撮りをコラボでアップです。半世紀前でも駅の風景は、

現在と殆んど同じななんだけど、駅の外は浦島太郎もマッツァオの変わり様なのです。

 鶴見線 国道 デジタル 2019-5 モノクロ 1970-11

Photo by  団長

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