2019年12月第2回

今回も引き続きまして、埼玉県民の日限定フリー切符西武駅撮りは、西武秩父での

スナップでございます。西武秩父で思鉄的に一番興味をそそられんのが、横瀬から

入線して来た4000系が踏みかけているダブルスリップなのです。このポイント一つで

西武線内折り返しから秩父鉄道三峰口方面、長瀞方面への直通列車を捌いちゃう、

優れモノの配線でございます。三峰口方面に直通する列車は、西武秩父駅に入線後

スイッチバックして画面右側の連絡線を通って秩父鉄道に入線、長瀞方面へ直通の

列車は、ダブルスリップを通過して次の分岐器が閉じてる方向に入り、3番線の横を

丁度元東急8090系の7500系が、通過している秩父鉄道本線に沿って勾配を下って

乗り入れ直通列車線用の御花畑駅2番線に入り、西武秩父には停まらないのです。

西武秩父1番線は特急専用ホーム、8両編成の001系ラビューの運行開始に伴って

ホームを延長した様でございます。開業の時からつい最近まで1番線と2番線の間に

あった2本の側線は、ホーム延長の為か無くなっちゃってました。001系と同じ1番線に

停まっているNRA10000系は2002年の撮影でございます。2本の側線の有無以外は、

ホーム側からのアングルだとアンマリ変化が無いようでございます。なので更に古い

43年前、レッドアロー5000系時代の写真を蔵出しスキャンでアップ致しました。同じ

アングルは無かったけど、黒留袖の女性やブーケを持った男性など、写り込んでる

人々の姿から想像しちゃうと、新婚旅行へ向う新郎新婦の見送り風景じゃないかと

思っちゃうのでございます。現在は飛行機海外ってぇのが、当たり前のハネムーンで

ございますが、1970年代じゃレッドアローを始め、鉄道利用のハネムーンてぇのは、

一般庶民じゃ当たり前の事でございました。。

西武秩父線 西武秩父 上3コマ 2019-11

10000系 2002-10

5000系 1976-3

Photo by  団長

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