2019年11月第5回

伊豆箱根鉄道大雄山線終着駅大雄山のほぼ全景でございます。ヤッパ、中小私鉄の

終着駅てぇのは、検収庫や電留線なんかの車庫施設の横並びにホームなんてぇのが、

アッシ的にゃ嬉しいのでございます。このアングルは改札出て、駅の周りを時計回で

道なりに約3分進んだ先の踏切から、簡単に撮れちゃいますぜ。踏切はホームからも

確認出来ちゃうけど、今は上の画像のレールを置いてある辺りにゃリレーボックスが、

設置されちゃてっから、定番ホーム端からの駅撮りは、期待出来ないのでございます。

駅舎はモチロン木造、三角屋根を中心に実に宜しい佇まい、金太郎さんも熊に跨って

お出迎えなのです。更に2012年にゃ南足柄市の登録有形文化財に選定されたんで、

駅ビル化なんてトンデモナイ事は、心配しないで済みそうでございます。そして、改札

通って入ったホームにゃ、木の柱が立ち、木の屋根に覆われているのでございます。

ホームを並んだ検修庫の先んとこまで歩ってくってぇっと、大雄山線のお宝コデ165が、

お昼寝中でございました。去年(2018年)までは、譲渡元の前形式相鉄2000形と同じ

山吹色の車体色だったコデ165でしたが、今は相鉄譲渡前の国鉄クハ16だった頃の

チョコレート色となってるそうでございます。山吹色とチョコレート色、共に現役時代を

見てきたアッシとしては、特徴ある張り上げの前面から相鉄2000形に軍配なのです。

伊豆箱根鉄道 大雄山線 大雄山 2007-9

Photo by  団長

<<Prev   Page 28  Next>>