2019年10月第1回

今回は、久し振りに増結2号車松原団員が残してくれた、モノクロを蔵出しスキャンで

アップは、地平時代京津線三条での駅撮りでございます。京都地下鉄東西線開通に

伴って同線へ乗り入れるってんで、廃止しちゃった三条〜御陵間の併用軌道区間が

未だ健在だった頃の三条に入線する80形86号車でございます。そして注目するのは

集電装置、パンタになったのは撮影の2年後、撮影当時は未だポールだったのです。

それと、気になるのがホームに置いてあるHM、一番手前のヤツ「比」の次が、柱に

隠れて分んないけど、京都で「比」とくりゃヤッパ「叡」「山」って続くてぇのが、筋だと

思うだけど、ググってもそんなネーミングのヘッドマークは、ヒット無しでございました。

80形アップしたんだったらコイツも上げとかなきゃ、片手落ちになっちまうんで300形も

アップです。写真は三条を発車した300形の先頭車が、丁度三条通りに掛ったとこで

ございます。そして、画像がチッコクってよく判んないけど、ゼブラ塗りの交通信号の

後が、檀王法林寺三条門、その右が篠田屋さんと言う食堂、ストリートビューなんぞで

見るてぇっと、今も半世紀前と同じ風景、流石は千年の都、京の佇まいでございます。

それに引き換え、鉄道の方は時の流れに抵抗できず、駅は今じゃデッカイ駐車場に

なっちまいました。

京阪京津線 三条 1968-8

Photo by  松原の親方

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