2019年7月第1回 |
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新幹線が早鞆の瀬戸を越え西海道に侵入する前の門司駅は、九州総局列車運行の 要でございました。小倉に停まんない特急あっても、交直の分界点門司に停まんない 特急なんざぁ無かったのでございます。ってな事で、国鉄夜行列車全盛時代九州の 玄関として栄華を極めた頃に撮った、門司駅での駅撮りスナップを御笑覧頂きます。 下関でEF65から寝台特急下り11レ「あさかぜ2号」を引き継いだ、シルバーの機体の 電気機関車は、思鉄なんでEF81ナンテ事ぁございません。4番線に到着後に編成を カマ替えで離れていく関門トンネル専用機、当然銀は銀でもEF30の方でございます。
カマが離れヘッドマークと供に顔を見せた「あさかぜ2号」は、寝台幅52cmの20系が 殆んどだった寝台特急の中、僅か3本だけ70cm幅の14系で運行されていた列車の 一つでございました。夜行列車って言やぁ旧客のボックスシートが、ビンボ〜学生にゃ 当たり前だった時代、、20系がシングルルームなら14系はスイートルームでしたねぇ。
シルバーのEF30が去った後、職員さんの誘導で接近して来たのは、黄色の切り抜き ナンバーが自慢のED73 3号機でございました。夜行はおろか昼行も定期の客車列車 自体無くなっちまった今、鉄道の旅は鉄道での移動になっちまった様でございます。 鹿児島本線 門司 1973-8 Photo by 松原の親方 |