2017年8月第3回

明治の御世に北千住〜久喜間を開通させ運転を開始した東武鉄道でございますが、

起点の北千住は、元を糺せば日光街道の宿場町、当時の東京市中心部は未だその

先なのでございました。そこで試行錯誤の末、亀戸線を開通させて亀戸から当時は、

未だ私鉄だった総武鉄道に乗り入れて両国に到達致しました。なので、今じゃ立派な

都心のローカル線も昔々は東武の本線だったのでございます。そんな亀戸線僅かに

3.4kmに中間駅が3つあり、その内の一つ亀戸水神でのスナップが、今回の駅撮りで

ございます。2両編成の8000系が、昼間は2運用で亀戸と曳舟の間を行ったり来たり、

直ぐに飽きちゃいそうなんですけど、これが飽きないのでございます。何故飽きないか

言葉では、チョット説明し辛いけれど、入る列車に故郷の香りが上野なら、走る電車や

停まる駅に昭和の香りてぇのが、亀戸線ってとこでしょうかねぇ。

東武亀戸線 亀戸水神 2017-8

Photo by 団長

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