2010年2月第2回 |
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北海道でも飛びっきり寒く雪深い深名線「朱鞠内」でございます。当時は美幸線と共に 赤字線の代名詞だった深名線。この写真を撮った時は蒸気機関車の列車運用は全て 廃止され、追分機関区の9600三両が入換えで残るのみで、冬季のみ設定されていた 深名線名物の9600牽引混合列車(朱鞠内〜名寄)も既に無く、乗り潰し目的で2時間 ただただキハ12に揺られて朱鞠内に着いたのでございました。1995年の廃止決定の 頃はナクナル君が大挙押し寄せた深名線も、1976年時点では当に赤字ローカル線、 車窓から見えるのは何処まで行っても白い雪の壁だけ、朱鞠内で降りたのは自分と 仲間だけでございました。それにしても朱鞠内はサブカッタ、気動車の後ろに見える 駅舎の屋根にツララが下がってないのが分りますか?ピーカンなのに雪が解けない。 でも、外は厳寒でも駅舎の中はストーブでポッカポッカ、今時の無人ワム駅ナンカとは 大違い、昔の駅ってぇのは人の温かさが感じられたんですよね。 深名線
朱鞠内 1976-1 |