2009年12月第4回


 今週の駅撮り、雪と見間違う程のアラアラのカビ付き写真で失礼たします。この酷い

写真の駅、ターミナルの浅草を遥かに凌ぎ、今も昔も東武ナンバーワンの乗降を誇る

北千住40年前の眺めでございます。右奥に見えているホームは茶色の電車がまだ

健在だった常磐線ですよ。そして、東武と国鉄のホームの間には数本の貨物側線が

あり、その側線にトキでしょうか、トラでしょうか、無蓋車がいるでしょう。東武も国鉄も

貨物列車がバンバン走っていた時代、恐らく、貨車の受け渡しが北千住でも行われて

いたんでしょうね。しかし、写真はボロッチクテモ3210系ってえぇのはカッチョイイ〜、

今や伝説となったデッカーですよ、デッカー!正面非貫通で中央運転台、屋根には

お約束のでっかいパンタが2つ、ぶら下げているサボには東武日光・鬼怒川温泉の

行き先、その横には特徴あるひし形の「準急」の種別札、もう何も言う事ありません。

コノいでたちで、関東平野を吊り掛けモーター唸らせて走る姿は当に野武士の例え

どおりでございました。

思鉄東武昔写真は下記のコンテンツもあります。

70年代の東武浅草駅  新栃木・館林電車区 3210系の北千住界隈 川越電車区 東上線のモユニ

             東武伊勢崎線 北千住  1968-8
 Photo by 団長

<<Prev   Page 2  Next>>