2009年1月第1回


またまた懐古趣味の駅撮り探検団、昔は当たりだった駅改札口の光景を一枚。

当時は首都圏・関西圏を一歩離れると列車の乗車時間以外は、写真のように

改札口を閉じていました。改札の向こうには、C11の貨物列車が煙を棚引かせ

休憩中。蒸気は撮りたし、でも改札は開いていない、駅員さんは休憩中なのか

姿が見えない。黙って入っちゃおうかなぁ?まずいかなぁ?そんな事考えながら

シャッター押したのがこの一枚。改札口の向う側は構内踏み切りで線路を渡り

スロープを伝いホームへ上がる、今で言うバリアフリー構造也。パイプで作った

ラッチの上を見れば、手書きの時刻表が良いですね〜、横に見えるポスターは

「ディスカバージャパン」でしょうか?蒸気全廃間近の頃には、全国から検査の

残ったカマが集められた様です。会津じゃ珍しい門形デフをまとったこのC11も、

只見線蒸気全廃まで最後のご奉公をしていたようです。この写真を撮ってから

もう三十数年経ったけど、会津坂下で今も蒸気がいる光景が見られるなんて!

奇跡のようですね。

             只見線 会津坂下 1974-10
 Photo by むさちゃん

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